きちんと掃除しているのに…すぐ試せるカビ対策!快適なお部屋に
今年も又じめじめとした梅雨の季節がやってきますね。
雨は嫌いじゃないけど、湿度が高いと「カビ」に悩まされるのが嫌だ!
という方も多いと思います。
そこで今回は、ご家庭で簡単に試せるカビ対策をご紹介します。
梅雨に欠かせないカビ対策!賢い除湿器の選び方と使い方
じめじめとした湿気を減らして、カビで悩まない快適な生活をするため
には、やっぱり除湿器の出番でしょう。
我が家でも除湿器は、梅雨時期の必須アイテムです。
ただ、除湿器と言っても種類も豊富で、選ぶときに迷ってしまいます。
除湿器選びで失敗しないためにも、それぞれの特徴、メリットやデメリ
ットについて見ていきましょう。
除湿器には、コンプレッサー式、デシカント式、ハイブリッド式の3種
類あります。
◆コンプレッサー式
・しくみ
暖かい空気を取り込んで冷やすことにより、結露を起こさせて、水分を
吸いとります。
・メリット
じめじめとした梅雨や暑い夏の季節に、特に優れた効果を発揮します。
消費電力が小さめなので、電気代の節約になります。
・デメリット
コンプレッサーの稼働音が大きいので、置く場所を選びます。
冬の季節は室温が低く乾燥するため、除湿効果が下がります。
◆デシカント式
・しくみ
ゼオライトという乾燥剤に、空気中の湿気を吸着させて、ヒーターで温
め、気化させた後に再び冷却することで、水滴を作り取り除きます。
・メリット
ヒーターを使うので、室温が上がるため、冬の季節にピッタリです。
コンプレッサーがないので、小型で場所をとらず稼働音も静かです。
・デメリット
ヒーターを使うので、室温が上がるため、夏の季節には不向きです。
◆ハイブリッド式
・しくみ
コンプレッサー式とデシカント式の2つの機能を併せ持っています。
・メリット
一年中、季節を気にせず使えます。
・2つの機能を搭載しているので、価格が高めで本体のサイズが大きく
なってしまいます。
このように、季節や環境によって、選ぶ除湿器も変わって来るというわ
けなんですね。
さて、除湿器の効果的な使い方ってご存じですか。
せっかく自分に合った除湿器を手に入れても、間違った使い方をしてた
ら、効果が半減してしまいます。
使い方を極めて、除湿器の効果を思う存分使いましょう。
◆ポイント
・除湿器は低い位置に置きましょう。
これは、空気よりも水分は重いので、下の方へ溜まるからです。
・部屋全体を除湿したいときは、部屋の真ん中に置きましょう。
これは、除湿器の空気を吸い込む部分と、乾かした空気を出す部分を上
手く機能させるためです。
端っ子に置いてしまうと、壁などに塞がれ、効果を発揮しづらくなりま
す。
・部分的に除湿したいときは、その場所付近に置きましょう。
・外から湿った空気が入ってこないように、部屋は閉めきって使いまし
ょう。
・エアコンや扇風機を上手に使い、空気を循環させて使いましょう。
こうすることで、除湿された空気が部屋全体に広がり、効率的に除湿が
できます。
あそこってカビやすいよね!?カビ対策グッズ!押入れ編
押入れのカビって、本当に厄介ですよね。
私も今まで、何度悩まされたことでしょうか。
大切な衣類や小物、お布団にまで繁殖してしまう前に、しっかりカビ対
策をして防ぎましょう。
◆押入れのカビ対策のポイント
・締め切ったままにせず扇風機を使い、押入れに風を入れましょう。
湿気のたまった空気を飛ばし、入れ替えることが大切です。
又、風を入れることで、温度が下がるため、カビが繁殖しづらくなりま
す。
・すのこを使いましょう。
押入れに、すのこを敷くことで空間を作り、湿気を溜まりにくくします。
又、すのこには、湿気を吸いとってくれる効果があります。
床に敷くだけでなく、壁に立て掛けることによって、効果もアップしま
す。
・除湿シートや除湿剤を利用しましょう。
押入れの床に除湿シートを敷くことで、押入れの中の湿気を簡単に吸い
取ることができます。
すのこも同様の効果ですが、除湿シートの良さは、薄くて場所をとらず
水分が一杯になったら、色の変化などでおしえてくれます。
最近では、クローゼットにかけるタイプや置き型タイプなど、種類も豊
富です。
・炭を置きましょう。
炭も同様、湿気を吸収してくれます。
炭には、消臭効果もありますので、押入れのカビ対策だけでなく、嫌な
におい対策にも使えます。
いかかでしたか?
カビを繁殖させないためには、色々な工夫が必要ですね。
これからやってくる梅雨のシーズンを前に、今から準備を始めておくと
カビで悩まずにすむかもしれませんね。